春の盛岡 3
北上川沿いの材木町に行きました。
遠くに見える岩手山、美しいです。
弘前では岩木山を津軽富士と言うそうですが、それに対し、盛岡から見える岩手山は岩手富士と言うみたいです。
また、このメインストリートは、いーはとーぶアベニュー材木町というそうです。
街にゆかりのある宮沢賢治の世界をモチーフにしたモニュメントが、通りに配置されています。
この通りで、絶対かかせないのが光原社。
賢治の処女作、「注文の多い料理店」の出版元なのだそう。
民藝品を扱っていて、ほかに喫茶店もありました。
通りに面した建物の奥に広がる中庭が素敵で、さらに奥に行くと北上川も望めます。
扱う商品も、どれもワンランク上の品々。生活を豊かにしてくれそうです。
県庁の方に戻りました。
行ったのは、cartaさん。
3月末、滝沢村で行われたさんかく座に参加されていたカフェ。
小さいながら、狭さを感じさせない店内でした。
まわりは庁舎があって、わりとオフィス街に感じたのですが、お客さんがたくさんで、多くの人に愛されているお店だと思いました。
コーヒーは雰囲気で飲むというようなことを聞いたことがあります。
もちろんコーヒーの味も美味しかったんですが、それ以上に、ほかのお客さんを含めたコーヒーを飲むお店の雰囲気が良いと思いました。
お店ができるまでの様子がてくり vol.6にも紹介されていて、それも素敵なおはなしでした。
Holzさんにも行きました。
家具類や、生活雑貨、文具など、生活を豊かにするような品々を扱っています。
こちらもさんかく座に参加されていたお店。
店主の平山さんのお人柄、素敵だなぁと思いました。
cartaさんもそうですが、盛岡に住んでる方々の人柄は、穏和でやわらかいと思います。
ただ物を買うのもいいけれど、どういった雰囲気のお店で、どんな人に勧められて買うか。
お店の人と話ながら、その製品の背景をちょっと知ると、もっと生活は豊かになると思います。
物を大切にすると思います。
お店で扱っているもののことを知っていて、お買いものを楽しめるお店のひとつ、そう思いました。
盛岡は、仙台よりこぢんまりした歩きやすい街。
ゆっくり時間が流れるいーはとーぶ。
魅力に満ちあふれた街でした。
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