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2008-12-07

初めての歌舞伎

歌舞伎座_1
銀座にある歌舞伎座にて、歌舞伎を見て来ました。


今日見た演目は、昼の部の「京鹿子娘道成寺」。
地元の夏祭り、八戸三社大祭の山車の題材にも取り上げられることがあったので、全く知らない題材ではありませんでした。
なので、楽しく見てきました。
一幕見席の入り口はほかとは別で、券の販売時間は上演の20分前から。
着いたのは発売開始6〜7分でしたが、券売り場には行列が。
結局、立ち見になりました。
土日は混むんですね。
客層は、結構幅広かったです。
若いカップルもいれば、外人さん、マダム達、熟年夫婦、お一人様。
いろいろな人が見に来ているんですね。
演目が始まると、時折「やまとや〜」「十代目〜」のかけ声が。
その都度外人さんが、怪訝そうな顔で周りを見渡してました。
お話しのなかには、雑談のところに観衆を喜ばせるような内容をちりばめて、その度に笑いが。
以前落語を聞いたことがありますが、落語でも昔話のなかに、聴衆を喜ばせるような今の情報を織り交ぜていたので、昔から伝統芸能ではそうしてきたんでしょうね。
それで、この演目は、主役である白拍子花子の舞いがすごいんです。
とにかく舞う。
そして、舞台上で後ろ向きになり、「パッ」と振り返った瞬間に衣装が変わる早変わりも何度かあり、あまりにもマジックのように一瞬で変わるので、驚きました。
初めての歌舞伎でしたが、すごく面白かったです。
この演目は、一幕見席で800円。
映画よりも安いです。
しかも、生の演技、演奏。
今日見て、もっといろいろな演目を見てみたくなりました。
現在の歌舞伎座は、老朽化のため2010年4月の公演をもって解体。
着工後3年で新ビルに建て替わる予定だそうです。
現在の歌舞伎座の建物も、文化庁の登録有形文化財。
現在の建物も、すごく素敵だと思いました。
歌舞伎座_4
歌舞伎座_3
歌舞伎座_2


歌舞伎座で発行するフリーペーパー「歌舞伎美人」では、いろいろな方のインタビューが掲載されているんですね。


娘道成寺を題材にした八戸の山車は、例えばこんな感じになります。
(YouTubeの動画はこちら
2008_八戸三社大祭_十一日町1

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