恋することについて答えを出そう
11月3日から13日まで、弘前市の松丿木荘で永井宏さんの詩写真集刊行記念展が行われています。
「恋することについて答えを出そう」
永井宏・詩写真集刊行記念展 in 弘前
by WINDCHIME BOOKS
なんてステキなタイトルでしょう。
恥ずかしながら僕は永井さんのことは存知あげませんでしたが、タイトルを見るだけでも人柄、空気が伝わってきそうです。
会場はもともと静かで落ち着く空間ですが、永井さんの詩・写真を展示していることで、より静かに時間が過ぎていくような雰囲気が強調され、その時間のなかで永井さんという人の想いを巡らす、そんなひとときを感じる展示でした。
和室で、みなさんと少しお話ししました。
永井さんは今年お亡くなりになっていますが、永井さんをご存知のかたもいて、きっと今回の展示会場のような雰囲気もお好きだっただろう、というお話しもありました。
今回の展示を担当された山田さんの想いが伝わってきました。
また、その方と永井さんとのエピソードもお聞きできました。
頑張らない生き方、変に肩肘張らない生き方。
多くの人がそういう生き方に憧れつつ、実際にはなかなかできません。
でも、穏やかな心で生きることを、時々思い出したいたいものです。
会場で、一冊本を購入しました。
「ロマンティックに生きようと決めた理由」
僕に合うと勧めていただきました。
頁をめくるのが楽しみになってきました。
12日の「本とわたしの自己紹介」には参加できませんが、和室奥の本棚に置かせていただきました。
『「耕す文化」の時代』と、その続編『美しい「農」の時代―耕す文化の復権』です。
ご自由に手にとって読んでいただいてかまいません。
また、本棚にはほかのメンバーの方の本も並べられています。
展示の合間にそっと置かれた小物も、小さな幸せを感じます。
展覧会名の「恋することについて答えを出そう」は、そういうタイトルの本があるんです。
この本の刊行記念展なんです。
外には、新しく案内板ができていました。
会場を出て、弘前中央食品市場に寄りました。
ホロメンバーでもある蟻塚さんが空間デザイン、十和田での研修でもご一緒させていただいた松田さんがディレクションをされた「BONHEUR」にも寄りました。
津軽弁はフランス語に似ていると聞きますが、ボヌールもフランス語。
売り場もフランスチックですごいとひとりうなずいてしまいました。
また、十和田の研修にお声がけしてくださったtecoLLC.の事務所にも、少々お邪魔しました。
やっぱりレンガ倉庫、良い空間ですね。
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