リビングワールドの仕事展
栃木県益子町にあるSTARNET ZONEで24日まで開催中の、リビングワールドによる2年目の個展、「リビングワールドの仕事展」に行ってきました。
去年、藤崎さんのブログで紹介され、是非見たいと思っていた展覧会です。
市川から電車を乗り継ぐこと3時間余り。さらに益子駅から歩いて30分以上、真夏の炎天下の中、Tシャツを常に汗でぬらせながらタオルで汗をぬぐい、必死になって行ってきました。しかも、一人旅の日帰りです。
会場には、6つくらいの作品が展示されていました。
それぞれは、特別なものではありません。
私たちが見たことのあるもの、日常見ているものを、ちょっと視点を変えて見せています。
特別なことをせず、伝えたいことをじっくりと、誠実に。
でも、そのなんでもない普通のものが、会場にいると新鮮に感動を伴って見えてきます。
なんで東京から離れた自然に囲まれた場所でこの展覧会を行ったのか、展示を見てお二人の意図が伝わってきました。
特に、昨年にはないと思われる「風を待つ部屋」は、心が落ち着きます。
何もない部屋。
窓は全部開放され、大きな白いカーテンがかけられています。
後ろの窓も開いています。
部屋を横切る風がカーテンを揺らす。
そして、その風の動きが、特殊な技術により音響化されて部屋に響く。
その風と、風によって生じるカーテンの動きと音。
五感を使い、その空間を楽しんでいる。
なにもせずともそこで一日過ごせると思えるほど、とても心地よい空間でした。
そして、今回一番楽しみにしていたのが、「風灯:Solar」です。
風鈴のようなかたちをしていますが、内部に太陽電池があり、暗くなると風に反応して光ります。
会場には、多数のSolarが木々に吊されていており、それらが光る光景には心が洗われます。
その光景は、蛍の光のようにも見えました。
よく光るものもあれば、なかなか光ってくれないものがあったり。
今年5月に300個ほど販売したそうですが、完売したそうです。
会場には申込用紙があったので、思わず記入してしまいました。
はやく我が家にも欲しいと思って家に帰りましたが、よくよく考えると、あまり今の部屋は風通しが良くない気がして、少し心配です。
見終わった後、会場から益子駅までの道のりは、暗くて遠く、とても険しいものでした。
駅では電車が来ず、40分くらいベンチに座って待ちました。
上野駅に着いたのが11時。家には12時頃着きました。
でも、僕の心の中にはSolarが灯っていたから大丈夫だったのさ。
スターネットに併設のカフェとショップがあるARK。
店内のインテリアも商品も、非常にセンスが良かったです。
また、食事もヘルシーで、僕はみそ汁に入っていた豆腐の味が忘れません。
コメント2件
ええ。
行きましたとも。
みなさんがオススメする理由は、行ってわかりました。
来年ももし展覧会が行われたら、今度こそ是非行ってみて下さい。
Afterhoursで更新されるのも、見てみたいです。
僕は、服も良いと思いましたが、それ以上にコースターが気になりました。
昼と夕方寄りましたが、結構売れてるっぽかったですし。
センスの良さを感じます。
あとは、益子焼きかどうかはわかりませんが、コーヒーカップも良かったです。
こんばんは。
行かれたんですね。
益子の隣町に母が住んでいるので、お盆休みに行こうと思ってたんですが。
formroomの朝野さんからもオススメされたんですが。
腰が重くて行けませんでした。
こうさかさんのレポートを読んで行ったことにしました。
*cafeの食事も美味しいんですが、服が素敵でいつも欲しくなります。