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2009-01-06

自然の美

縄文古木_1
先月、出雲崎コンペ公開審査を聞いた時に、縄文古木を持ち帰りました。


とりあえず持ち帰ってみたのはいいけれど、どうしたらよいかわからない。
まずは、1ヶ月ほど外に放置して、少し乾燥させてみました。
すると、水を含んでかなり膨らんでいたのか、だいぶ小さくなっていました。
といっても、どうするわけでもなく、粗めのやすりで「あるがままのかたちをきれいにととのえる」つもりで削ってみました。
削りながら、何度か塊は崩れながら分解を繰り返し、大きい塊と小さい塊の2つが残りました。
さらに、大きい塊は何度か電子レンジで加熱。
加熱する度、ぼろぼろ崩れる部分があるので、それを崩していきました。
写真は、まだまだ途中形態ではありますが、残った塊。
そのあるがままの姿が、とても美しく思いました。
新しい木では、こんなになるのだろうか。
この木の塊は、何の役にもたたない。
けれど、この木が縄文時代のもので、今まで海底に眠っていたと想いながら、ただ見るだけで、すごくロマンを感じるのです。
この木の塊は、どう変化してゆくのだろう。
そして、現在乾燥中の塊がもうひとつ。
こちらは何の木で、どういう塊が残るのだろう。
縄文古木_2
縄文古木_3

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