sake 8
Konstantin Grcicさんがデザインしたsake 8、今日デビューしました。
日帰りで八戸に行ってきました。
今日は八戸もあいにくの曇り空で、午前中は小雨がふっていました。
会場には午後2時頃行きました。
オープニングセレモニーは終わり、Konstantin Grcicさん、小町さんなどは市長を表敬訪問の後、市内の観光に出られた後でした。
会場は、写真中央のグレーの建物が売り場、その奥の酒蔵で展示が行われました。
中はこんな感じです。使っていなかった倉庫を、2年ほど前にリノベーションしたそうです。酒を造る道具などをインテリアの一部に再利用するなど、テレビ朝日のビフォーアフタ顔負けのすばらしいリノベーションです。町中にこのような場所があるとは思いも寄りませんでした。
メイン会場への入り口。真ん中のは、大きな樽のまわりに、今回のプロジェクトに関わる写真が沢山貼ってあります。そして、右がKonstantin Grcicさんにプレゼントされるであろう四斗樽。
奥に進み、階段を上るとメイン会場です。
限定本が下に並べられ、建物の梁に紐が張られ、そこから今回のプロジェクトに関係のある写真がクリップに止められぶら下げられています。
また、壁には限定本の中身が一面に張られていたり、ドイツのポスターが貼られていたりしています。
また、会場内にはKonstantin Grcicさんがデザインしたものが数点展示されていました。
BGMにはエストニア出身ベルリン在住の作曲家、アルヴォ・ペアトがベルリン大聖堂に捧げた「ベルリンのミサ曲」が流れていました。
メイン会場の奥に進むと、渡り廊下があります。そこには、”BELLIN 8″と題した写真シリーズが床に置かれて展示されてあります。行き止まりには、sake 8の瓶が道をふさいでいました。
メイン会場の外観。八戸で起きた大事件は、この中で起きていました。
私は会場となった酒蔵に、この10日ほど前にも一度訪れました。
その時と比べると、今回の会場作りがいかにすごいかがわかります。
現在ある環境を活かしながら、必要最小限にして最大限の効果を生む会場構成を行っています。
前回とは全くの別世界ながら、ここが酒蔵であるということを、普段とはまたひと味違ったかたちで想像させてくれました。
すばらしいです。
夕方には市内の高校の美術コースの学生が20名くらいでしょうか、会場を訪れ、市内の観光を終えて戻ってきたKonstantin Grcicさんに大変ありがたいお話をして頂きました。ご本人も自身がデザインしたチェア・ワンに腰掛けてみたり。
質問のコーナーがあったので、せっかくなので僕も聞いてみました。
Q:現在難しい時代と言われているが、目の前にいる若い、これからを生きる人たちに何かメッセージを
A:難しいけれど、だからこそクリエイティブな人が率先して物事をポジティブにとらえ、よりクリエイティブにやっていくべきだし、そうするしかないでしょ
ーありがとうございました
これが限定本とお酒。
お酒は720mlで1500円。八戸市内の酒屋でもお店の希望があれば売るほか、八鶴のホームページでも買えるそうです。(10月4日現在、まだのようです)
もちろん、僕は限定本、お酒にKonstantin Grcicさんにサインをして頂きました。
会場には予想以上に市民の方が訪れ(時折客足が途絶えますが、それでも)、sake 8を祝いました。
また、限定本も300部限定発売ですが、当事者曰く、予想以上に出ているとのこと。
僕としても嬉しく思います。
余談ですが、ここがKonstantin Grcicさんがお昼を食べたお店。
ここで、Konstantin Grcicさんは鯛焼きを買って食べたそうです。せっかくなので僕も買って食べました。1個90円。
今回のプロジェクト、分からない方は、AXIS vol.117や、八鶴工場長のブログ、以前のこのブログの記事をご覧下さい。
コメント3件
本当に疲れた。
日帰り千葉ー八戸往復は、翌日相当来る。
写真は表示がおかしかっただけ。直しました。
おみやげ、ココ→・にはあります。
グルチッチ一気飲み
頂き物です。コンスタンティン・グルチッチがパッケージをデザインした日本酒「SAKE8」。青森・八戸の酒造会社「八鶴」が昨年発売したものです。グルチッチは現…
日帰り取材お疲れさまです!
瓶の形がユニークですが、写真が歪んでるわけじゃないですよね…?
で、お土産は?