絵本の風景展@弘前 終了しました
3年目になるコドモノコトの弘前・松丿木荘での展示が、無事終了しました。
お越し下さったみなさま、どうもありがとうございました。
今年は、お盆前の8月10日(土)〜12日(月)の3日間開催されました。
私も期間中、2泊3日で行ってきました。
今年は「絵本の風景展」というテーマ。
いったいどんな提案があるのだろうか、あまりイメージできずに行きました。
それはたぶん、自分が子どもがいないので、子どもと絵本についての想像力に限界があったのかもしれません。
なので、ひとつひとつ拝見したり、子どもが展示を見ている様子を見て、子どもがどんなことに興味を持つのか、それに対して親はどう接するべきかを知ったような気がしています。
すごい新鮮でした。
子ども、いいなぁ。
さてさて、今回の出品されたなかで、個人的に好きだったもののひとつがこちら。
建築家の駒井貞治さんによる「よみだん」。
「自分の世界に入り込むための階段型の書斎」との説明。
展示が終わったあとで、あらためて説明書を読み、なるほどです。
実際、展示中にいろんな人がこの階段に腰掛けて、書斎として機能していました。
そのぐらい、腰掛けたい場所でした。
ほかには、ホロ弘前のメンバーから参加されたEasy Livingの葛西さんの提案は「えほんかばん」。
10日夕方にはトークがあり、この提案が生まれた裏話や試作品を見せてくださったりして、それが実際子どものいる暮らしのなかで生まれてきていたので、すごく説得力がありました。
10日夕方からのトーク・パーティでは、ホロ弘前のメンバーも子どものいる方が多いので、子どものいる暮らしで、どういう部分を大事にしているのかが話されました。
デザインに関わる方のお話し、とても興味深いものでした。
大人が押し付けないで、子ども自身に、自分で考えて決めて欲しいし、子どもの頃から、どういう暮らしが良いかを考えるきっかけを作り、考えられる人が一人でも増えれば、良いデザインを判断出来る人も増えるし、良いデザインがもっと増えるんじゃないかなぁと思います。
パーティでは、ホロメンバーの葛西(り)さんと山田さんによる美味しい料理も振る舞われました。
8月25日までは、THE STABLESさんのお店にて、この展覧会に関する商品の一部が購入できます。
(21-23日はお店がお休みです。ご注意ください)
松丿木荘での展示をご覧になれなかった方は、是非こちらに足をお運びいただければと思います。
ホロ弘前では、このような活動を通して、模索しながら松丿木荘という場づくりを、ゆっくりじっくりしています。
常に空いている場ではありませんし、HP等で情報をチェックしていないとなかなかわからない面もありますが、もし少しでも引っかかるものがありましたら、開いている機会に、どうぞお気楽にお越しください。
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