1/11-3 直島-1
犬島を後にし、アートシャトル便に乗って直島に行きました。
14時前に到着。
宮浦港の建物「海の駅なおしま」は、SANAAによるもの。
まだ出来て新しい建物のようです。
近くには、草間彌生さんの赤かぼちゃも。
中に入り、小さく開いた小窓から顔をのぞかせることができ、子供達がはしゃぐはしゃぐはしゃぐ。
公共の場に、このようなアート作品があるのもいいですね。
地中美術館
海の駅を後にして、バスに乗って地中美術館に向かいました。
バスがどの区間まででも、1回の乗車が100円というのは、すごく便利で嬉しいです。
地中美術館は、パンフレットにもアーティストと同じ並びに安藤忠雄さんの名前もありますが、本当に建物自体が建築であり、アート作品でもあると感じました。
だから、建築以外の作品点数は、たった8つです。
でも、それぞれを見る過程、見る空間も作品なので、これで十分と感じました。
これほど作品性を強調した安藤建築は、初めてでした。
ジェームズ・タレルさnの「オープン・スカイ」は、僕が見た時は雲ひとつ無い水色の空で、淡い印象を受けました。
予約制でナイト・プログラムもあるようですが、きっと素敵でしょう。
直島も、本当に自然が豊かだと思いました。
だから、自然もまた作品の一部に取り入れることができると思いました。
屋外展示
地中美術館を後にして、屋外作品を見たくて歩きました。
道ばたには、所々にお地蔵さんがありました。
こういったものは四国にあるものと思っていたので、興味深く思いました。
やっぱり、直島も海がきれいでした。
最初に見た小沢剛さんの「スラグブッダ88」。
本当に自然に作品がありました。
道ばたから見える地中美術館。
カフェ、でしょうかね。
雲の隙間から太陽の光がのぞかせていて、その光が線のようになっている写真を見ることがあります。
今までそのような光景を見たことがありませんでした。
だから、この島で写真だけじゃなく、実際もそういう光景を見て、驚きました。
「本当に光の線ができるんだっ」て。
で、島から有名な瀬戸大橋を見れたのも感動でした。
大竹伸朗さんの「船尾と穴」。
絵になります。
そして、グレーに黄色みがかった夕景が似合います。
ベネッセハウス。
いつか泊まってみたいものです。
この海岸の先に、あの有名な草間彌生さんの「南瓜」が。
雲の隙間から顔をのぞかせた夕日をバックにパシリ。
犬島とは異なり、直島は島が少し大きいことと観光客が多いこともあり、全然違う印象を受けました。
ベネッセハウス ミュージアム
この日最後に鑑賞したのはベネッセハウス ミュージアム。
到着した時、ちょうどギャラリーツアーをやっていました。
ラッキーでした。
ギャラリーツアーには、たぶん50人くらいいたでしょうか、かなりの方が聞いていました。
こちらのスタッフの方の説明が、すごく良いと思いました。
作品の説明はもちろん、制作ストーリーや裏話、そのスタッフの方自身の感想も言うんです。
アート作品の解釈の仕方は人それぞれですが、その方はどう思ったかを聞けるのは面白いです。
また、地下一階の大ホールに展示されているブルース・ナウマンさんの「100生きて死ぬ」の説明では、ホールなので声が反響して聞きにくくなるので、他の作品説明とはしゃべり方を変え、大きな声で、単語単語で間を作っていました。
そういったスタッフの方の努力や工夫も、人気の秘訣なんだと思いました。
ミュージアムを後にし、バスの時間まで海岸まで行ってみました。
この日も月がきれいでした。
夜は、宮浦港の近くの民宿に一泊しました。
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