ニッポンのデザイナー展ギャラリートーク2
Shiodome Italiaで開催中の「ニッポンのデザイナー展」関連イベントの、柴田文江さんとnendoの佐藤オオキさんのトークに行ってきました。
このトークを聞いていて思ったことは、その時どんなことを考えていたか、でしょうか。
柴田さんは、それまで勤めていた会社を辞めてフリーになり、いろんなコンペに出していたそうですが、最後の有り金も、全額コンペのためのモデル制作に使います。
その努力のかいがあり、今へ繋がるきっかけを作れたのだそうです。
その時の年齢が、28才。
そして、今の佐藤さんは、自分より1才上。
だから今回のトークでは、自分と同じくらいの年の人や同じくらいの年に、どんなことをしたり考えているかが、話を聞く上でも自分のキーにもなりました。
人それぞれだと思いますが、やはりこれほど活躍されて結果を出していらっしゃるのに、やっぱりわからないことはあるし、悩みながらやっておられるように見えました。
悩みながら、でも何かを創る時はちゃんとその都度かたちに落としこみながら前に進む。
客観的に見るとそれは当たり前だと思いますが、でもそうやって頑張っていらっしゃる姿を見て、自分も頑張らないとと励まされました。
同じくらいの年齢なのに、実績や才能はもとより、容姿から身長、脚の長さ、かっこよさ、どれをとっても劣りますが、頑張ろう!と。
トークの最後に、モデレーターの桐山さんを交えての三人のトークで、情報についてのお話がありました。
これだけ情報にあふれている現在、どのように情報を取り入れ、読み取るべきか。
その答えが印象的でした。
情報の処理の仕方、読み取り方は、即ちそのデザイナーのスタンスになる。
多くの情報を取り入れるよりも、一つの情報を何度も読み、掘り下げる方が大事。
コメント2件
奇遇ですなぁ。
えー、ワタシは仕事でいけなかったのですが、
いけてたらまたもやバッタリだった模様です。