2007-12-15
デザイン年賀
2008年の絵付きの年賀状で佐藤可士和さんもデザインされているのは知っていましたが、それが「デザイン年賀」という言い方で発売されていることは知りませんでした。
とっても残念に感じました。
もしこの年賀状を「デザイン年賀」として特別なものとして扱うのであれば、日本郵便から発売されているほかの絵付きの年賀状については、デザインという観点では考えられていないのでしょうか。
民営化されてサービスの向上に努めることは、とても大事だと思いますし、いいことだと思います。
しかし、これはいかがなものでしょう。
もし本当に年賀状のデザインを考えるのであれば、このやり方は根本的に間違っていると思います。
日本人にとっての年賀状の意味、そしてどういうものであるべきかを考え、そのためにはかたちとしての年賀状だけではなく、サービスやシステムなどを見直すということになったなら、新しい年賀状のデザインを提案したといえるのだと思います。
来年は、デザイン年賀を提案するのではなく、年賀状そのもののデザインを提案して欲しいものです。
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