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2012-12-08

「Fun Letter フンレター」制作日記-3


木曜日、便箋の印刷立ち合いをしてきました。

お伝えしてましたように、活版印刷での便箋の印刷です。
ドキドキしながら印刷屋さんに向かいました。

1色で刷りますが、事前に色は指定していました。
ただ、この会社の機械の特性で、黒いインクで刷る機会が多いということで、実際の刷る色が作った色よりやや黒ずむということを加味して色を考えなければなりませんでした。
加えて、その作った色を使用する紙で試しに刷って見ると、やっぱり少しイメージが違うもの。
現場で微調整を繰り返しました。
色を作るのは、もうそれは職人技です。
ただ、指定する側は大変。
現場で短い時間で大事な判断を迫られますから、決めた後も不安でしょうがありません。
でも、その時ベストだと思った色でお願いしました。



今回印刷に使った機械です。
年季が入ってます。
でも、良い仕事してくれるんです。
大事に大事に、直しながら使っていらっしゃるそうです。

刷り始めのものは、インクの色が明るめです。
その後、大半がこれより少し濃い色に仕上がりました。
少し暗めの金色、かもしれないです。

「THREE DIAMONDS」の透かしは三菱製紙バンクペーパーの証。

裏面には、罫線の跡がくっきり出ています。
これが活版印刷で刷った証。

バンクペーパーの書き心地は素晴らしいです。
万年筆が走る、とはこのことですね。
万年筆じゃなくても、インクが滑らかで書きやすいペンやボールペンが特に書き心地に優れていると思います。
大事な人に、良い紙に、良い印刷のもので、手書きの手紙を贈りませんか。
別に異性じゃなくても、大事な人は大事な人ですよ。

これで封筒と便箋が揃ったわけですが、これから商品の状態にするのに恐ろしい作業がまってます。
できるだけ早くお出し出来るようにがんばりますが、今しばらくお待ち下さいませ〜。

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