vintagemotorcycle & sidecar展
先日、十和田市現代美術館の市民活動スペースで行われたvintagemotorcycle & sidecar展を見てきました。
これは、八戸でヴィンテージモーターサイクルのレプリカ製作をされている「MAMA & PAPA」の展示。
展示は3年連続でされているそうです。
ヴィンテージのバイクやサイドカー、自転車のサイドカー等を、写真等の資料をもとに鉄を叩いて1点1点製作をされているのだそうです。
今年は子供用自転車のサイドカーを中心に展示されていました。
(展示にあわせて作るのではなく、依頼されて作っているもので展示できそうなものを展示しているのだそうです。これも全て1点ものゆえ。)
こういうのはマニアの世界というか、好きな人は本当に好きなようで、悲しいことに素人の僕にはそのすごさをわかるのが難しいです。
でも、僕が一番興味を引かれたのは、製作されている後村さんのお話しでした。
この記事やこの記事でも書かれていますが、ちょうどバブル期の初期に東京でインテリアデザイナーをされ、その後地元に帰省して今の活動をされています。
そのインテリアデザイナー時代も組織に属することはなく、今までご自分でやってこられているそうです。
途中苦難もあったそうで、それを乗り切って今がある。
そういう生き方をされているのでかっこいいし、言葉に重みがありました。
もちろん作られているものにもこだわりがあり、子供用自転車のサイドカーと言えど、レトロなデザインのサイドカーに似合うよう、取り付ける自転車もわざわざ少し古びた味のあるものを探すのだとか。
今の新しい自転車では溶接できないものもあるというのも理由にあるそうですが、そのこだわりがあって、サイドカーに自転車が似合っていました。
人を知るとより魅力が感じられると強く感じた出来事でした。
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