2007-09-24
安藤ストリート
東京都調布市仙川にある、東京アートミュージアムに行ってきました。
京王線仙川駅南口の近くには、通称「安藤ストリート」と呼ばれる通りがあります。
その名の通り、約430メートルの通りに、安藤忠雄氏の設計による建築物が、計画全てを入れて7棟建つもある通りです。
もともとは、長方形の大きな土地でしたが、その土地を斜めに通るように都道が計画されたため、土地が細切れになりました。
その土地を、どうにか良い方向で開発できないかという多大な努力の末、現在の姿ができました。
まず、仙川という街に、僕は今日初めて行きました。
落ち着いた閑静な街並みなのに、にぎわいもある素敵な街でした。
南口を出て右側には、線路に垂直方向に商店街が走っています。
適度に細く、スケール感がとても心地良い街並みです。
もちろんチェーン店もありましたが、バランス良く街に溶け込んでいるようにも思えました。
安藤ストリートは、駅を挟んで反対側の、南口を出て左側方向に、線路から垂直に走る道路のことを言います。
この通りは、商店街とはイメージが異なり、静かで上品な感じを受けます。
コンクリートでどことなく冷たさもありますが、でもそこはやはり安藤建築。
コンクリートそのものも素材。
建物外観では、コンクリートのテクスチャからは独特の光沢感と暖かみを感じます。
まだまだこの街の新たな歴史は始まったばかりです。
これから、時間と共に暖かみのある街になっていけばいいと思いました。
せっかくいい建築なのに、こういうふうな貼り方は無しでしょう。
しかも、ガラスにテープの後までついていて・・・。
でも、募集中みたいですね。
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