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2008-05-02

上野

バウハウス・デッサウ展
先日、上野の東京藝術大学大学美術館で開催中のバウハウス・デッサウ展を見てきました。


デザイン史の中で、最重要項目のひとつであるバウハウス。
その大々的な展覧会を見れたこと、それだけでも意義深いものでした。
僕が一番印象に残ったこと、それはデザインの方法論がここで確立されたことを再認識できたことです。
バウハウスの教師陣、そして教育課程の紹介のほかに、学生達の課題作品等の展示もあります。
それを見ていると、全ての根源的なもの、造形活動・創造活動の基礎が凝縮されているように感じました。
今見てもそれらは色あせておらず、むしろその基礎こそが大事だとあらためて感じました。
基礎的な方法論の数々、それらをプロジェクトに応じてどの方法論をもちい、さらに組み合わせるか、その重要性を感じずにはいられませんでした。
ゴールデンウイークの中休みということもあってか、上野界隈には学生達が多数おり、このバウハウス展にも多数観覧に来ていました。
この中から、未来のデザイナーが出てくるかもしれない。
わかって見ている人は少ないかもしれないけれど、そういう人達にとっては、とても重要なことだろうと思いました。
展覧会カタログもA5版、700ページ以上と、かなりのボリュームです。
ゆっくり、じっくり吸収していきたいと思います。


群言堂
バウハウス展の後、近くにある石見銀山群言堂上野桜木店に寄りました。
一度行ってみたかったお店です。
お店は、ビルの地下にあります。
階段からは心地よい風と夕日の光が入り込み、それだけでもお店のやさしさを感じました。
扱っている商品は、ほうき蝋燭、リネン類、お箸や茶碗などのキッチン商品、衣類(女性用)等があります。
とりあえず、バウハウス展を見たら行ってみてください。
とても良いお店です。


自販機
余談ですが、その群言堂の建物の隣の自販機を見たら、こんな感じでした。
遊んでます。
文章の横書きが左から右に進むので、人間の目の動きは左上から右に進むのだそうです。
そういうことから、自販機では左側ほど売れる商品を並べるのだとか。
でも、これは全く無視しています。
そんなの関係ねー状態であります。
僕は・・・好きですがね。

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