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2008-09-14

高崎市の旅_1 群馬音楽センター

群馬音楽センター_1
群馬県高崎市に行ってきました。
初めての群馬県です。
まず最初に向かったのは、群馬音楽センター
昨年、神奈川県立近代美術館鎌倉館で回顧展が行われた、アントニン・レーモンドの設計です。
竣工は1961年7月。


群馬音楽センター_2
群馬音楽センター_3
この建物は、写真からもわかるように、すごく特徴的なかたちをしています。
それは、音が均等に響き聞こえるように、建物自体にも、楽器としての機能を考えていたからのようです。
レーモンドは設計に意欲を燃やしたそうですが、その理由には、この建物が市民の浄財によることや、高崎城跡地でもあったことから、「市民のため」という想いが強くあったのだと思います。
群馬音楽センター_4
群馬音楽センター_5
階段がなめらかな曲線を描き、とても美しいです。
また、この建物のコンクリートの仕上がりはすごくきれいなうえ、階段の裏面の仕上げもとても綺麗だったのが印象的でした。
群馬音楽センター_6
2階です。
残念ながら、ワックスをかけていて上がれませんでした。
群馬音楽センター_7
群馬音楽センター_8
群馬音楽センター_9
ホール内。照明が印象的です。
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群馬音楽センター_11
群馬音楽センター_12
向かいにある高崎市役所21階の展望室より。


この建物の見学に夢中になり、あろうことか高崎哲学堂を見に行くのを忘れてしまいました。
こちらは、レーモンドと交流のあった井上房一郎氏が、許可を得て建てた、麻布にあったレーモンドの事務所兼自邸とほぼ同じ建物。
レーモンドの自邸はすでに無いことから、当時のレーモンドの建築を知るうえでも重要な建築だったのですが。。。
また行かなければなりませんね。

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