2008-09-14
高崎市の旅_2 山田かまちとタウト記念館
群馬音楽センターの後、少し歩いて山田かまち水彩デッサン美術館に行きました。
高崎市に行くにあたり、教えていただきました。
ほとんど無知の状態で見に行きました。
山田かまちさんは、1960年生まれ。
17才の時にエレキギターの練習中に感電死しています。
学生時代は、氷室京介さんと同級生なのだそうです。
見て、時代を感じました。(古いということではなく)
1970年代。
どんどん社会が変わる中で、自分の本心、人間としての本能、そういった自分に素直に、ありのまま生きたい。
日々の生活に多くの葛藤を感じ、社会に多くを問う。
絵や文章から、そういうものを感じました。
まっすぐ、ものすごい勢いで時代を生き、亡くなっていったのだと思いました。
絵は、中学高校の頃よりも、子どもの頃に描いた動物の絵の方に魅力を感じました。
本質をとらえたような、迷いのない筆さばき。
子ども時代ゆえの心の清らかさを感じます。
その後、近くのタウト記念館にも寄りました。
こちらは、1933年から1936年まで日本に滞在し、伊勢神宮や桂離宮等の日本建築の美しさや伝統文化の素晴らしさを伝えた方。
在日中の大半を高崎市の少林山達磨寺「洗心亭」に滞在しています。
この展示を見て、「日本美の再発見」を読んでから、桂離宮を見てみたくなりました。
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