りんごの木のブローチ
東北ブックコンテナは鎌倉を起って会津で停車。
本日10月3日から31日までの期間、Book! Book! AIZUのいちイベントとして一足早く開催しています。
(Book! Book! AIZUは10月12〜14日)
今回、青森県の担当として初めてブックコンテナに参加させていただいています。
青森では本のイベントもほとんどなければ、ブックコンテナを見たこともなかったので、どういうものを選び、どの程度の種類をお届けしたらいいものか正直悩みました。
でも今回は、自分の知っている方に、無理の無い範囲でご協力いただこう、それしかできないと思いました。
ブックコンテナに並んでいるものの種類が多いかどうかはわかりませんが、結果的にはつながりというか、流れで決まりました。
今回ご協力いただいた方の一人が、津軽塗で様々に活動されている三上優司さん。
津軽の方で、私も弘前には何度も行っているなかで、ひょんなことから出逢い交流させていただいています。
今回お願いしたものは、山のかたちをした木製ブローチです。
きめ細かい美しい木目は、役目を終えて伐採された林檎の木です。
普通は薪として使われ、木材として表に出る事はほとんど無いそうです。
三つの頂があるきれいな山のかたちは津軽の名峰 岩木山を、木目は流れる風や山の景色を連想させます。
そして、山頂には漆のワンポイント。
錫(すず)の粉を蒔いた「雪」(シルバー)、そして螺鈿(らでん・貝殻)と炭を蒔いた「星空」(ブラック)の二種類があります。
りんごの木 × 岩木山 × 津軽塗という組み合わせは、青森、特に津軽のイメージの期待に応えるものでわかりやすい。
かたち、津軽塗の処理も美しく、女性だけでなく男性がつけてもワンランク上げてくれます。
僕も「雪」を持っていますが、胸に付けるときは、心に岩木山があるような、津軽の仲間が感じられるような気持ちになります。
津軽に行ったことがない方でも、自分なりの津軽のイメージが想起されるかもしれません。
モノの質に対して値段がそれほど高くないということも、オススメできる理由のひとつです。
木の表情や津軽塗の仕上りは、よく見ると一点一点違うもの。
是非この機会に、手に取って見てみてください。
次回は、その三上さんのつながりでご協力いただけることになったアイテムをご紹介します。
コメント2件
どうもありがとうございます。
5年前なんですね。
今も作ってるかはわからないので、ちょっと聞いてみようと思います。
ちなみに、「雪」(シルバー)と「星空」(ブラック)の二種類がありますが、どちらをご希望か教えていただけますか?
何年か前に購入させていただきました。今も作ってらっしゃいますか?もし購入できるなら買いたいです!