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2007-10-08

デザイン家電

このことば、すっかり当たり前に使われるようになっています。
でも、すぐれたデザインというものは、スタイリングや色・素材などのほか、機能性、安全性にも優れているのが当然と思うので、デザイン家電と特別な言い方をするのは、やっぱりおかしい。
そんなことを考えていると、デザイン家電とそうじゃない家電の違いは何か、一般の方々、もしくはその言葉を使う方々は、何をもってデザイン家電と判断しているのか興味が出てくるわけです。
そこで、この感覚的(定性的)な要素を定量化し、具体的にデザインに関わるどういう要素が強ければ、デザイン家電と感じるのかを調査してみたらおもしろいと思うのです。
例えば、○○という要素を強調するとデザイン家電っぽくなる。
でも、△△△はあまりデザイン家電的なデザインには影響がない、とか。
さらに、例えば携帯電話では、□□会社のは5段階評価をしたら「ややデザイン家電的」という結果が出たけど、☆☆☆社のは、あまりデザイン家電的ではないと評価されている、でも、☆☆☆社は掃除機ではかなりデザイン家電的だ、とか。
そんなことがわかったら、おもしろいかもしれない。
結構「デザイン科学」では重要なことかもしれないなぁ。
誰かこういう研究をされている方って、大学とかにいないのかなぁ。
論文とか検索してみたくなってきました。
そう、まさしくこれは、デザイン家電を科学する!
そこに、デザイン家電という、わかるようでわからない、得体の知れない言葉の真実が見えるのかも知れない。

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