大人の社会科見学

八戸ニューポート主催の大人の社会科見学「活版印刷所」、第1回目の5月16日の回と、第2回目の5月23日の回が終わりました。

今回は、5名の方がご参加くださいました。
まず、参加してくださった方にお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

16日ですが、活版印刷を行っている武内印刷さんに皆で行き、実際に名刺を刷る様子を見学しました。
普通の人は印刷屋さんの中に入ることもないうえに、今回は活版印刷所で活字がたくさん並んでいたので、みなさん興味津々のようでした。
_DSF8965活版印刷で刷るときには、本番の印刷に入る前にたくさん刷ります。
名刺の紙面での刷る位置の調整。
活字も、1文字1文字同じ高さじゃなかったり、擦り減った活字は丸みを帯びて太く出る等があるので、その調整。
色の濃さや印圧の調整。
本番の紙を使っての調整。
案外枚数刷ります。

そういうのって、言われてもピンとこなくて、実際見ないとわからないんですよね。
ちょっと圧力を変えるだけで濃く出るということも、見比べることで違いがリアルにわかります。
そういうことが参加者の方に伝わったのがうれしかったです。

16日の後半は八戸ニューポートに戻り、自分の名刺のレイアウトを考えていただきました。
武内印刷さんも、何種類かの文字や文字の大きさがありますが、過去の地震で大方使えるだろうという文字セットが限られています。
そういう理由から、私の方でパソコンで文字の大きさを指定したフォーマットがあるので、それで載せたい情報を記入していただき、パズルのように並べ替えていただきました。
と書くと面白くなさそうに思いますが、その制約のなかで考えるのも、実はやってみると悩むんです。
少ない要素、紙は縦使い? 横使い? 文字は縦組み? 横組み? 縦と横を組み合わせる?
考えると、案外楽しい。
みなさんに悩みつつ、楽しんで作っていただけたと思います。

23日は、実際に自分の名刺を刷るのに立ち会う回でした。
今回は、2名の方が参加。午前と午後で一人ずつ対応していただきました。
自分の名刺が本刷りに入るまでに、沢山刷ってチェックしていただきました。
デジタルデータからほぼ均一な品質で刷られるものと違って手間がかかり、でも出来上がったものにはデジタルのものには無いプロダクトのような魅力があります。
そういうものを感じていただけたように思います。

23日にご参加いただけなかった方の名刺は、後日こちらの責任で完成させてお渡しします。
まだ今回の参加者全ての名刺は完成していないので、まずはきっちり仕上げさせていただきます。
また、今回初めて企画を実施して、やはり至らない点や修正すべき点もありました。
そういうものを一度見直して、この企画は継続して実施していければと思っております。
また、このような企画をイベントで実施すると、どうしても制約を設けないと大変なことになってしまいます。
両面印刷や二色刷りなど、少しこだわったものを作りたい方は個別にも対応させていただきますので、ご相談いただければ幸いです。
最後に、活版印刷、楽しいですよ。
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