野辺地町での山車行事フォーラムに登壇させていただきました
青森県野辺地町で青森県山車行事フォーラムが先月無観客で収録。
私も八戸三社大祭関係者として出演させていただき、編集されたものが公開されました。
第1部 事例発表
第2部 意見交換
フォーラムは野辺地町の山車行事「のへじ祇園まつり」のほか、青森県の津軽は鯵ケ沢町の「白八幡宮大祭」、南部は八戸市の「八戸三社大祭」(第1部50分頃から)、下北は佐井村の「箭根森八幡宮」それぞれの事例発表と、第2部の意見交換からなっています。
鯵ケ沢町は津軽で唯一残っている山車行事で作り替えない山車。
下北半島は北前船との交流から祇園の流れを組む山車行事。
南部は作り替える風流山車。
野辺地町は山車は風流山車で囃子は祇園のミックス。
同じ県なのに違うものでなかなかに面白いです。
さて肝心のフォーラム、鯵ケ沢町と佐井村の方がお祭りに関わっている役場の方で、しゃべれて知識も豊富な素晴らしい方でした。
八戸三社大祭が他と比べて祭りの規模が大きすぎて観光化もされているのと、山車組のこととお祭り全体のことと内容も広すぎて、高坂は第1部はどうにかのりきりましたが、第2部の意見交換会は目が泳いでおります。
でも、どうにかやり遂げました、やり遂げましたよ!
ちなみに僕の立ち位置は、三社大祭の附祭の山車組の人で、そのなかでも町内住人であり今も町内住人で、子どもの頃から大学生まで参加して、Uターン後も参加して製作にも関わりながら、仕事ではフリーで編集やデザインをしています。
山車組の大半が町内ベースですが、ほとんどの組は現在は山車製作やお祭りが好きな町内住人じゃない外の人が大半だと思います。
自分の組もそうです。
それが良いとか悪いとかじゃなく、そういう方が居ないと成り立たない。
そんななかで、町内のつながり、町内と山車組のつながりも以前に比べて希薄になってきている。
世帯主の親は町内寄付も毎年出している。
関わる人が変わらないのに若手が増えないことで高齢化するなかで、山車の規模は変わらない。
それで良いの?問題山積み、でも町内の人として抜けれないし(抜けようとは思わないけれど)と、好きだけど引いた目でも見ています。
そういう立ち位置です。
思えばお話しをいただいたのが昨年11月頃。
年をはさんで準備を進め、さぁ来週となった時に急遽延期。
YouTube配信だと古い写真資料などは使用許可に関わるため差し替えたり、必要なものは許可を取るため連絡したり。
事前に受け付けた質問の応えを急遽用意したり、収録後も映像で校正確認したり。
これがコロナで変わった後の世界のニュースタンダードと思って頑張りました。
でも、それにより広く見ていただくこともできるので、貴重な機会をいただきました。
配信は1年限定で、来年のお盆くらいまでだそうです。
もしよろしければご覧くださいませ。
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