仙台
小用あって、日帰りで仙台に行ってきました。
今まで千葉に住んでいた時は、東京に行けば何でも揃うので、あまりじっくり仙台の街を歩くことはありませんでした。
でも、千葉の生活を引き上げて地元に戻ってみると、仙台に行く感覚が違うことに気付きました。
今回は、下調べをして行ってみました。
用事を済ませた後、最初に行ったのが、東北福祉大学にある芹沢銈介美術工芸館。
静岡市立芹沢銈介美術館には以前行ったことがあるのですが、こちらは初めて。
こちらでは、芹沢銈介の作品は展示を特別展・企画展と分けていて、現在は企画展が行われていました。
しかし、芹沢銈介の作品が企画展のものだけで、それ以外がほとんど無くて物足りなかったです。
宮城には、芹沢銈介に師事していた水戸稔博さんがいらっしゃるのだから、その方と絡めたり、作品を展示してもいいように思いました。
ショップでは、「風」の字の書いたコースターを購入しました。
次に行ったせんだいメディアテークの隣にあるギャラリー杜間道は、良い雰囲気のお店。
店員さんが気さくな方で、楽しくお話しをさせていただきました。
レトロなマッチが売っていました。
こだわりのあるお店だと思うので、次回行ったとき、どんな商品があるか楽しみです。
最近ようやく知ったのですが、せんだいメディアテーク1階の本屋は、NADiffだったんですね。
良かった良かった。
少し歩いてCafe Mozart Atelierに行きました。
店名にモーツアルトとありますが、お店に行ったらクラシックがかかっていました。
クラシックがかかるカフェは初めてでした。
広瀬川沿いにあるので景色が良くて、もともとある建物と庭も良い感じに古びていました。
家具も食器類なども、良い感じにUSEDを織り交ぜいて、空間に馴染んでいました。
変におしゃれしていない感じが、とても気楽に過ごせて心地よかったです。
ライトグリーンの外壁の隣の建物にも、カフェがありました。
良いお店って、集まってくるんですね。
そのモーツアルトの近くには、民芸店の光原社がありました。
嬉しいことに、島根の出西窯や森山窯、沖縄読谷の北窯の陶器、倉敷緞通などを取り扱っていました。
民藝品は、同じ型の製品でも、一品一品微妙に異なるので、実際見て選べることはとても重要。
仙台でこれらのものを見て選べるのが、とても嬉しく思いました。
ありがとう、光原社。
盛岡が本社なんですね。
駅に向かって歩いていると、壱弐参横丁というのがありました。
「いろはよこちょう」と読むようです。
歩いてみると、こぢんまりしていて、良い感じなんですよ。
古い昔からの喫茶店や総菜屋などがあるかと思えば、若い人がやっているおしゃれなお店やブティックもあり。
通りが並行して通っていて、途中途中で行き来できたり、トイレがあったり。
仙台で面白い横丁発見しました!
その後、本屋で仙台のローカル誌「ふきながし」を購入しました。
これがまた、手の込んだ良い味出している冊子なんです。
嬉しかったのは、末尾の雑誌情報が記載されているところにロットナンバーらしき数字があるのですが、それが手書きなこと。
ということは、冊子が透明なビニール袋に包まれて、マスキングテープで封されていましたが、もしやそれも手作業?
その後、駅前に新しくできた仙台パルコに寄りました。
DELFONICS直営店のSmithがありました。
知人から勧められていた仙台の洋菓子や、カウベルでお菓子を購入。
やばいです。
パルコの隣には丸善もあるし、ロフトもあるし・・・。
東京を離れたことで、仙台が違った街に見えてきました。
駅前で整列駐車しているタクシー。
この規則正しさは、なんとも日本的。
でも、真ん中にいたくないです。
最後はずんだ茶寮のずんだシェイクを飲んで、駅の地下で牛タン弁当を買って帰りました。
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