1/14-1 尾道-1
朝、三原から尾道に移動して散策を開始しました。
まず最初に見に行ったのが、尾道空き家再生プロジェクトの家。
通称尾道ガウディハウスを見に行ったら、途中思いがけず旧北村洋品店が!
細っ!!
でも、思わずにんまりしたくなる家でした。
その旧北村洋品店の近くに、尾道ガウディハウスがありました。
こちらは重厚で、どっしり構えた要塞みたい。
すごいのひとことです。
その後、行きたいところが街に点在していたので、とりあえずそのまま階段を上がってみました。
街の西側から北に向かうと、最初はこんな普通の階段だったんですよ。
それがね、こんな感じのスロープみたいになってきたと思ったら、、、
山道みたいになっちゃって。
いやね、これはこのルートだとこんな道だっただけで、後でわかったことですが、これは特殊な例だったと思います。
でも、あまりに面白くて上ってしまいました。
それで、上り切るとこういう景色が広がったわけですよ。
そのまま進むと、尾道市立美術館のところに出ました。
こちらは安藤忠雄の設計。
奥に旧館があるのですが、新館を建てた時に同じようにリフォームされたようです。
展示室の経路も、新旧の建物一体で計画されていて、こじんまりしつつ楽しい美術館でした。
ミュージアムショップでは尾道帆布の製品も取扱があり、こちらのショップでは、タグが美術館のものになっていて限定品だそうです。
近くに展望台があり、ここからの景色は絶景でした。
ことばが出ませんでした。
瀬戸内海に面した街が、こんなにも豊かな地形だとは知りませんでした。
さらに進むと、文学のこみちがありました。
この道も歩くと変化に富んでいて、すごく面白いです。
歩いていたら不思議な音がしてきて、上を見たらロープウェーが。
距離が近いんですよ。
文学のこみちを下りたところに千光寺があります。
このお寺も、岩のすぐそばに建てられていて、こういうお寺ってすごいですよね。
お寺を参拝した後、おのみち文学の館に行くため、坂を下りていきました。
途中見えた三重の塔は、天寧寺のもの。
本来は五重の塔で、もし再現できれば文化財ものだそうですが・・・。
こういう道が、たぶんノーマルタイプだと思いました。
これでも。
尾道の地図作る人、宅配の人、きっと大変でしょうね。
おのみち文学の館は3つあり、文学記念室と志賀直哉旧居でボランティアガイドの方が、いろいろと親切に教えて下さいました。
熱くなりすぎて、結構長居することになったんですが・・・でも、それでいろいろと知ることができました。
昔から幕府の直轄地であったこと
寺社は中世に建てられたものが多く、特に気候が良いこと、地震が無かったことから当時の木材が2/3くらい残っていること(京都や奈良のお寺は1/3くらいのが多い)
東大寺に所属していた2、3番手の建築家が来て、技術を遺憾なく発揮しているので、様々な工夫があること
昔の建物が残っているのは、戦時中捕虜を収容する施設があったので、戦火を免れたこと
いろいろな歴史があって今の街があるのだと思いました。
志賀直哉旧居では、猫がひなたぼっこしていて可愛かったです。
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