2008-11-26
自由学園明日館 夜間見学
自由学園明日館は、1921年に、羽仁吉一、もと子夫妻が創立した自由学園の校舎として、フランク・ロイド・ライトと、助手を務めていた遠藤新の設計により建設された建物。
1997年に国の重要文化財に指定され、動態保存としての改修工事をした後、2001年9月より、一般に公開されています。
第一印象は、幾何学的な構成。
そして、どんなにディテールでも、とにかく幾何学的構成が徹底していること。
こんなところまで、と驚きます。
建物入り口。
建物の壁に移りこむ窓ガラスの影が、とてもきれいでした。
コの字型に配置された建物真ん中にある食堂で、ボジョレーとチーズののったじゃがいもをいただきました。
食堂のインテリアもすごいです。
そして、そのこだわりはインテリアだけではなく、食事まで。
チーズの表面だけを暖めて、食べる直前にじゃがいもにのせてくれました。
とってもセレブでグルメです。
が、写真を撮っている間に、チーズはかたくなってしまいました。
やっぱり、できたてでも、ほやほやが一番みたいでした。
食堂手前、中庭に面したホールでは、無印良品のBGMのような、北欧の民謡っぽい音楽を、生で歌っておりました。
生の歌声は、すごかったです。
どんなに音質の良いスピーカーも、人の声にはかなわないと思いました。
人の声には、力強さを感じます。
Yes, Freedom !!
道路をはさんだ講堂にも行きました。
こちらも素敵です。
こういう空間で結婚式が出来たら、どんなに素敵なことでしょう。
一生の思い出になると思いました。
約90年前の建築。
とてもモダンで、設計者の徹底したこだわりを感じる空間だと思いました。
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