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2006-02-26

JAPAN DESIGN 2005-2006

japandesign
今日、青山ブックセンター本店で行われたトークセッションに行ってきました。
柴田文江×村田智明×藤崎圭一郎
とっても豪華な組み合せです。


僕の予想に反して、笑いにあふれた充実の120分でした。
今回のサプライズは、村田さんが実はおもしろい方だった、ということにつきます。
一見すると、ごつくてちょっと怖そうですが、しゃべるとおもろい関西人です。
ご本人もそれを自覚していて、それをトークの中で笑いに繋げるなど、「この人、やるな。負けてはいられない」と、僕のハートにも火がつきました。
まぁそれはどうでもいいですが、今回のお話の中で印象的だったのは、これからのデザインでより重要になることとして、ものづくりに対する「きれいな考え方」があるかどうか、そこをすごく大事にしていることです。
表向き良いことを言っていても、陰では多くの人を泣かせてはいないだろうか。
越後屋的な会社を改心していかないと、ということです。
ただ安ければいいわけではない。
安いのにはちゃんと理由がある。
安ければ、それだけデザインや開発にかける金額は少なくせざるをえない。
量販店で売るという前提から考え直し、販路開拓までちゃんと考えて計算した上でクライアントに提案し、実際のもの作りの作業に繋げていく。
そういったお話も、デザイナー本人から聞くと、すごい心に響きます。
それにしても、村田さんのお話には何度も笑わせられました。
また、柴田さんもイメージ通りの方で、とっても元気があって、母親の優しさみたいなものにあふれていて、やっぱりおもしろい素敵な方でした。
柴田さんがデザインされたものと、イメージがつながりました。

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コメント3件

  • cabanon より:

    いや〜、僕も村田さんはサプライズでした。10日くらい前にこの件で事前に打ち合わせをしてましたから、見た目よりずっと気さくな方なのはわかってましたが、しかし、あの駐車場実験室ばなしや滝修行ネタは壮絶だった。般若心経まで唱えるって。柴田さんもしっかり笑いをとっていて、で、お二方ともけっこう深い話をしていて。500円安かったと思いますよ。
    でも、聞く方の真剣さが伝わったというのもあります。控え室でみんな真面目に聞いてくれてたよねって話になりましたから。  藤崎

  • makoto より:

    藤崎さま
    コメントありがとうございます。
    Design Passageにコメントさせていただきましたので、これで失礼します。 高坂

  • お笑い芸人 より:

    トークショーに来てくれてありがとうございます。いつも、脱線してしまいますが、藤崎さんの舵取りで、なんとか、趣旨が伝わり嬉しく思います。あとで、柴田さんも関西ですか?といった、お声が多かったのは、彼女ののりですかねぇ。

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