佐藤雅彦研究室展
ギンザ・グラフィック・ギャラリーで現在開催中の「佐藤雅彦研究室展」を見てきました。
期待通りの展覧会で、一同に佐藤さんおよび研究室や授業を聴講している学生の作品を見ることが出来、佐藤イズムを堪能できて楽しかったです。
佐藤さんと言えば・・・ドンタコスのCMやらだんご三兄弟やらピタゴラスイッチ、日本のスイッチなどなど、作品はものすごくあるし、本も多数出してます。
少し古いですが、竹中平蔵さんと経済について対談した「経済ってそういうことだったのか会議」や、「プチ哲学」、「日本のスイッチ」なんか有名でしょう。
そんな佐藤さんの展覧会を見て僕が思ったのは、彼が何をやりたいのかがはっきりわかる展覧会だということです。
そして、作品の制作過程を映像や実際の模型を通して見て楽しめました。
この展覧会を見て、やっぱり彼の考えが一番わかりやすいのは「プチ哲学」の本だと思いました。
日常の何でもないことを、いかに違う視点で見て、それをわかりやすく楽しく別の手段で伝えるか。
また、日常の事だけではなく、数学や物理の公式みたいな事も、いかにちょっとおもしろい視点で見るか。
本当にそれにつきます。
そういうちょっと違った視点で見ると楽しいよ、と言っているのが「プチ哲学」。
でも、彼の感性は常人を超えていて、すごく研ぎ澄まされています。
この展覧会には多数の学生の作品があります。
これは、以前「広告批評(No.273 2003.07/08)」で佐藤雅彦研究室の特集をやっていて、それを見ればその理由がわかります。
彼のゼミに入れた学生がうらやましく思えますし、そうやって彼の元で育った次代のクリエーターがどのようなものを作っていくのか楽しみです。
8月29日までなので行ってみましょう。
また、平日の毎日朝8時10分から5分間、NHK教育で「ピタゴラスイッチ」を放送しているので、一度見ると楽しいと思います。
いつもここからがやるアルゴリズム体操ははまりました。
ちなみに、このピタゴラスイッチの前の番組は、昨年のGマーク大賞受賞の「にほんごであそぼ」です。
コメント2件
でも、学生ですごい混んでたから頑張ってっ!
いくいくー
ぜったいいくー