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2007-10-26

d勉強会の会

昨夜は、d勉強の会 第5回目、ゲスト松本哲夫さん(剣持勇デザイン事務所所長)に行ってきました。
剣持さんのことから、事務所設立のこと、デザインについて、最近関わられている新幹線のデザインについてなど、日本デザイン創世記を生きた方の貴重なお話を伺うことができました。
何度も話が脱線しつつも、ナガオカさんとのトークのやりとりはとても楽しく、お二人の普段の会話をそのまま聞いているかのような、楽しいひとときでした。
デザインのお話で一番印象的だったこと、それは、昔はデザインをやる人が少なかったから、仕事がきたら人の役に立つことをするだけだった、ということです。
ただそれは、スタイリングをするだけではだめで、技術を知ったうえで美しくつくる。
時代背景が違うので、今と昔では、デザインを取り巻く状況が異なるのは当然と思います。
松本さんや剣持さんが、もし半世紀遅れて生まれてきていたら、どんなデザイナーになっていたのだろうか。
どんなことを考え、どんなものをどのようにデザインされるのだろう。
お話を聞きながら、そんなことを考えていました。

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