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2009-01-24

1/16-3 温泉津温泉-1

温泉津温泉 1
出雲民芸館を後にして、その日の宿泊先がある温泉津温泉に行きました。


温泉津温泉は、JR線で考えると「東京から最も時間的に遠い温泉」なのだそう。
僕が宿泊した吉田屋旅館さんは、そんな温泉街で、旅館再生のために若手の方々が来て、自分たちなりに考えた新しい試みをされていることを知ったので、是非宿泊してみたいと思ったのです。
参考書籍:
社会起業家/PHP研究所/町田 洋次 (著)
週末は若女将/メディアパル/山根 多恵 (著)
そして、予約後に知ったことですが、幸運にもこの温泉津という場所は、石見銀山の銀の積み出し港で栄えた宿場町だったのです。
温泉津で「ゆのつ」。
温泉+津(港)だそうです。
現在でこそ公共交通機関を使うと、石見銀山は温泉津駅から6駅隣の大田市駅からバスで30分くらいでアクセスできる場所ですが、その石見銀山の銀山地区をずっと進んでいくと、温泉津に辿り着くのです。
だから、ここも石見の文化圏になります。
西出雲駅からの下りのルートは、日本海沿いを走り、景色がすごく良かったんです。
ちょうど夕方で、窓からの景色は本当にきれいでした。
温泉津駅に着いた時は17時をまわっていて、暗くなり始めていましたが、急いで港の方に行ってみました。
結果的には、この石見の文化に触れて、僕はすごく良い影響を受けたと思っているのですが、この時は、山陽地方の倉敷の方から来たので、ショックを受けました。
陽と陰。
まさに陰だ、と。
他の宿泊客の方で、この街を「『千と千尋の神隠し』の世界みたい」と言った方がいらっしゃるようですが、そんな感じだと僕も思いました。
ただ、それが現実の世界で本当にあると、最初は受け入れがたかったです。
少し不安になりながら、歩きました。
沖泊は、その港の地名。
金曜日の17時過ぎは、人影も少なくて・・・いつもながら、やっぱりタイミングが少し悪かったみたいです。
温泉津 沖泊 2
温泉津 沖泊 1
温泉津 沖泊 3


ついうっかり夕食を別に予約していたので、どこかで食べてから宿に行くことにしました。
温泉街は、そのエリアに入って奥の方が賑やかな感じでした。
町の人に食べられるところを聞くと、「路庵」というお店を紹介して下さいました。
いわゆる夜カフェです。
築100年以上の古民家をリノベーションし、すごくモダンでおしゃれなお店でした。
若い方が働いていて、料理も美味しくて、それまでにこの街から受けた印象とのギャップに驚きました。
古いノスタルジックな温泉街なのに、昔からの方と若い方がうまく共存している感じが、すごく良いなと思いました。
温泉津温泉 3


食事を終え、吉田屋旅館に着きました。
宿の簡単な説明を受けました。
この温泉街には二つの外湯があります。
内湯もあるのですが、2軒となりの元湯さんの入浴券をいただきました。
この2軒の温泉は、どちらもすごいところ。
元湯さんの歴史は古く、新古今和歌集にもうたわれたところ。
もう一軒の薬師湯さんは、全国に僅か12箇所しかないという、日本温泉協会によるオール5の最高評価の湯。
両方行くとして、夜は元湯に行きました。
元湯は、湯の性質上髪の毛を洗うのに適していないのだそうです。(洗っても良いけど、ごわつくらしいです)
なので、地元の人に習って、とにかくつかりました。
本当に、ただ湯船につかるだけの銭湯。
つかるのに特化した銭湯。
そんな感じがしました。
その後宿に戻って内湯で髪を洗いました。
内湯は内湯で良くて、温泉街を満喫しました。
温泉津温泉 2

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