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2008-10-12

旧白洲邸 武相荘

武相荘_04
江戸東京たてもの園の後、東京都町田市にある旧白洲邸 武相荘に行きました。


小田急線町田駅の隣駅、鶴川駅を降りました。
初めての土地なのに、とても心地よい場所だとすぐに思いました。
建物が密集しすぎてなく高層の建物も少なく、でも人も沢山いて、雰囲気も良い街。
初めて聞く土地でしたが、ここに住まいを持ったのも、なんとなくうなずけるような気がしました。
駅からは、10分以上歩いたと思います。
大きな道路から少し脇に入った小高い場所。
木で囲まれたその土地は、文化人が住んでいたことを思わせます。
夕方の閉館間際でしたが、たくさんの方が来られていました。
でも、デザインや建築系の展覧会とは客層が違いました。
邸内は、こんな感じです。
門の手前にショップや休憩場所。
門をくぐって右手にある納屋を利用して第二ギャラリーが、その奥の母屋に、カフェと第一ギャラリーがあります。
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奥が第二ギャラリーで、手前がカフェ。
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母屋の出口
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母屋とその入り口
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母屋
恥ずかしい話しですが、白洲正子という方のお名前は知っていましたが、どういう方かはわかりませんでした。
なので、見ながら市民ギャラリーの方にいろいろお話しを伺いました。
正子は随筆家、夫の次郎は実業家。
そして、正子は骨董の「目利き」として知られているのだそうです。
文化人だったんだと思いました。
自分の専門だけではなく、暮らしに対しても美意識や哲学があったのだと思います。
建物は、江戸末期の農家の建物を買い取り、改装をして土間をフローリングにしてありました。
家具類も品の良いものが多かったのが印象的でした。
帰りに寄ったショップでは、取り扱っているものにセンスの良いものが多いと思いました。
(鞄好きとしては、ko’da-styleが気になりました。)
また、建物名の「武相荘(ぶあいそう)」は、武蔵と相模の境にあることに因んでのようですが、同時に無愛想もかけていたようです。
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なんか、良いんです。
雰囲気でしょうか。
広くはないです。
展示物も多いわけでもないです。
でも、建物の中にいるだけで、ホッとする心地よさがありました。
母屋の先には、小さなお庭がありました。
ここも決して広くはないですが、すごく楽しめる、趣のある庭でした。
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来年正月に、初めてドラマ化されるそうです。
これを機に、少しずつ白洲正子・次郎に対する知識を深めていきたいと思いました。
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