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2008-02-13

あたたかいwinter life

MAケトル1
昨年末、冬をあたたかく過ごしたいと思い、MA 電気ケトルを買いました。


使い始めて約2ヶ月。
今年の冬は昨年よりは若干寒い日が多いように思いますが、あたたかい飲み物が身近になったので、とても助かっています。
さてこのケトル、デザインはプロダクトデザイナーの秋田道夫さん。
MAブランドでは、他にもIHクッキングプレートやコーヒーメーカーなどをデザインされていますが、Modern design for allというブランド名だけあって、すごい洗練されています。
MAケトル2
MAケトル3
購入して気付いたことは、お湯を注ぐときの角度がちょうどいいのです。
モダンでスタイリッシュなデザインであるうえに、機能的でもある。
スタイリングが機能を殺していません。
また、一般的な電気ケトルではちょこちょこいろんな機能がつくと思いますが、この製品ではお湯を沸かす機能しかありません。
保温ができないです。
これも最初は不安に思いましたが、案外無くていいことに気付きます。
無駄に長い時間保温して電気代がかかりますし、保温槽を洗浄する頻度も高くなることを考えたら、自然と受け入れられました。
お水を入れてスイッチon。
お湯が沸いたら自動でoff。
あとはコップに注ぐだけ。
それだけ。
MAケトル4
このブランドのパッケージデザインも素敵です。
写真のように、いたってシンプルです。
一番おもしろいのは、「やりすぎてないところ」だと思います。
一瞬見るとすごくこだわっているようにも思いますが、よくよく見ると、そうでもないように思います。
わりとあっさり仕上げている。
その潔さ。
この製品のデザインにも言えることですが、モダンデザインでかっこいいのに、価格も手ごろで変に格式高くないのです。
近寄って見るとスキがあって、それがどことなく身近に感じる。
その線引きの仕方が、秋田さんのデザインの一番のポイントだと思います。
いい加減。
(もちろん、適当という意味ではなくて、絶妙ということです。)
これは、ひとえに普段の生活のなかでも意識されているからこそ、デザインにも反映されるのだと思います。
また、販路も他のブランドとは違う路線です。
デザインのいい家電で有名なのは、±0、amadana、METAPHYSなどだと思います。
最近でこそ±0は大手家電量販店でも売られるようになりましたが、これらは、価格競争に巻き込まれないように最初から販路を選んでいるので、インテリアショップを中心に売られています。
しかし、このMAブランドを製造しているドウシシャは、もともとホームセンターに売られるような家電などを扱っている会社。
販路が一般の方に身近なところにあるのだそうです。
いつしか「デザイン家電」という言葉が定着したかのように思いますが、ミューテックやアテハカのようなブランドがあった頃には差別化できたかもしれませんが、今や大手家電メーカーから作られる普通の製品も、かなりデザインは良くなっていると思います。
特別な場所に行かなくても、家電屋さんに行けばデザインの良い家電がたくさんならんでいます。
2008年、デザイン○○ということばは死語になる。
そういう状況のなかで世に出て行ったMAブランドは、おそらく時代の先端を突っ走っていると思います。
このデザインを見ていて、昨年ブルースタジオの大島さんが「ものづくりをすることが社会にとっての資産になるならば、それを消費する人にとってはひとつの教育になる」とおっしゃっていたことを思い出します。
秋田さんは自信のデザイン行為、デザインした製品を通して、ユーザーに「良いデザイン」とは何かを考えるきっかけをつくっています。
デザインに限らず何かをクリエイトする行為には、創造行為を通じてユーザーを教育する必要があるのだと思います。
「教育する」というと、上から目線で押しつけがましいようにも思いますが、たぶんそれもやり方次第だと思います。
ビジネスをデザインするとか、キャリアをデザインするなど、いろんな言葉に「デザイン」をくっつけるようになりましが、それらについても同様のことが言えるのだと思います。
さて、長くなりました。
使ってみて、中の目盛りが注ぎ口側にあった方が便利だとわかりましたが、すごい重宝しています。
来年以降もあたたかく冬を越せそうです。
今後、MAブランドからどういう製品がでるか、楽しみです。

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