八戸えんぶり

2月17日から20日まで、八戸えんぶりが行われました。

八戸のある南部地方には、夏から秋(もともとは秋)は風流山車の山車祭り、真冬にはえんぶりというお祭りがあります。
私は八戸の夏祭り、三社大祭に関わる方のなかには、冬のえんぶりにも関わられる方もたくさんいらっしゃいます。
私が参加している三社大祭の山車組でも、えんぶり組もあるので、両方に関わられている方も少なからずいます。
でも、そのえんぶり組は、自分んが住んでいる町内から二つくらい隣の町内という理由だけで、昔から三社大祭には出ても、えんぶりはずっと見る側。
しかも、子どもの頃は、えんぶりは寒いのに大変だなぁ、とか、山車の方が物体で面白いのに・・・と思っていたりしました。
正直なところ。

大人になって、特に八戸に帰省してからは、えんぶりって、すごい魅力的だと思えるようになりました。
それは、人が中心だからだと思います。
えんぶり組には子どもから大人、さらには年配の方まで幅広い世代の方がいらっしゃり、そして豊年を祈願する数々の踊りがあり、それぞれが自分の踊りを舞う。
みんなで振り付けも合わせて踊る。
小学校に入学する前の子どもも一緒に舞うけれど、やっぱり振り付けが合わない。
でも、そういうのも微笑ましく思える。
また、組によっても同じ舞いでも振り付けやお囃子等、それぞれ微妙に違ったり、ほとんど残っていない舞いをやっているだとか、そういうマニアックな部分が多々あります。
えんぶり組の家紋のようなマークにしても、シンプルでそれぞれ面白いし、烏帽子をかぶった太夫さんが羽織っている衣装も、組によっては万祝いのような絵柄もあったりして、そのような面でも魅力があります。

今年の八戸えんぶりは、開幕前日の2月14〜16日までに記録的な大雪となり、17日以降は道路もひどい状況で、とても厳しいものとなったと思います。
観光面でもキャンセルされた方もいらっしゃるでしょうし、道路状況が悪くて地元の方も見にくるのを控えたり、えんぶり組の方も、門付などの面でもご苦労されたでしょう。
実際、観光客数は去年よりもだいぶ減ったようです。
でも、そのようななかでも一生懸命舞う姿はとても美しく、かっこよくもありました。

えんぶりが終わって1週間から10日も経てば、八戸の方は春の足音が聞こえてきます。
大雪で厳しかったからこそ、今年も豊作になりますように、幸せな一年になりますように。
そう思います。

期間中、写真を撮り、こちらにアップしました。
今使っているカメラの性能上の限界もあるのですが、もしよろしければご覧ください。