今年も一年間ありがとうございました

早いもので、2013年ももうすぐ終わります。
今年一年を振り返ってみると、ひとつの節目のような、少し動きの多かった年でした。

最も華やかな出来事は、うみねこのフン模様を活用したデザインの「Fun Club フンクラブ」のグッドデザイン賞受賞です。
特に、審査委員の評価コメントの内容がとても嬉しく、努力が報われた気持ちです。
応援・ご購入してくださった方々に感謝です。どうもありがとうございました。
ただ、授賞式の後は、その喜びに反比例して落ち込みました。
当然ですが、自分で次の道を切り開かなければなりません。
物がなかなか売れないなかで、新たに「作る」ことは大変です。
現在はノートとレターセットのみですが、それでも大変だと実感しています。
ただ、模様を評価してくださる方もいらっしゃいますし、そもそも、この模様がゆっくりじっくり地域に根付いて欲しいと思ってはじめたので、地道に模様を展開していきたいと思っています。
来年以降の展開も、のんびりおまちください。
また、模様を使いたい、一緒に模様を使ったアイテムを作りたい、ノベルティを作りたい、そんなご依頼がございましたら、ぜひぜひチャレンジさせていただきたいと思っております。
遠慮無くご相談いただければ嬉しいです。

プライベートでも節目を感じました。
それは、20歳頃から一生ものの持病とお付き合いしていますが、セカンドオピニオンをきっかけに、今年から数年は都内の病院にお世話になることになりました。
今年は3回入院し、来年は2回の予定で入院が決まっています。
これまでも毎年定期検査をしてきましたが、年齢とともに状況も変わっており、新たなステージに入ったのだと思いました。
この病気も人によって症状が異なりますが、大変な人は大変なのに難病指定にはなっていません。
私は、この年齢で過去に同じような処置を施した患者の中では状況が悪い方と言われており、その言葉を聞く度に滅入ってしまいます。
ただ、それも受け入れ、来年からは患者会に入って自発的に行動していきます。

八戸活版部の活動も、見切り発車ではじめたことは大きな一歩でした。
私は、別に変にこの印刷所に肩入れしたいのではなく、ただ単に、活版印刷が良いと思い、今後も継続できるあり方を一緒に提案させていただきたいと考えています。
どうやら近場では他に残ってなさそうですが、地方都市なので、ビジネス面でも継続できるように、この地域の社会の歯車に活版印刷もしっかりと組み込まれるような、そういう方法も考えさせていただきたいだけです。
それを見た他の方が、自分たちも頑張ろうとみんなで切磋琢磨して、良いサイクルができて欲しいです。
また、部活として場を作ることで、興味を持った人と人とが出逢い、活版以外の活動に発展するきっかけになって欲しいとも思っています。
この活動を始めたことでわかったのは、近場には興味を持つ方はやはり少ないこと。
少し範囲を広く見るといるので、まずはそういう方に印刷所に来て見ていただいています。
来年は、部活も地味に小さく続けつつ、小さくても手刷りのワークショップを開催したいと何人かで話しています。
(活版部の日、誰もいない中で予定を立てても、誰も集まらない可能性もあるので決めにくいのです。もし興味をもっておられる方がいらっしゃれば、ぜひご連絡いただきたいです。一人でもいれば、調整し、その日を部活動の日にできるんです。)

また、昨年から「さんかく座」に参加させていていますが、今年は「東北ブックコンテナ」の方にも参加させていただきました。
仙台・盛岡・秋田・会津若松と、メンバーの方のお店やイベントに行ってみました。
全然力足らずで申し訳ないような気持ちもありましたが、でも、また新たな方々との出逢いにも恵まれ、素敵な方が多かったことも嬉しかった出来事です。
9月に行われたPaperSkyさんの「Tour de Nippon in Hachinohe」も、今年の忘れられないイベントのひとつです。
よそから来られた方と地元の方がうまい具合に交流するイベントが大事だと気付きました。

  ※  ※  ※

そのようにして今年一年を振り返ると、おぼろげながらもビジョンが見えてきました。
今年からは自分の住む地域での活動も意識をしていますが、来年は少しステップアップしたいです。
八戸や青森県は、行政主導の「まちづくり」が強い傾向にあると感じています。
行政には行政の役割があると思っていますが、どうも行政が直接的に関わって民間が育たなかったり、出て来れない印象があります。
また、どうしても年度単位で、その都度臨時職員を雇い期間で雇用が終わる。
帰省して以来、そういうのを見てきて、何か違うと思っています。
そもそも、「まちづくり」は誰かに任せるものではない。
私はその地域に住む人が、自発的に活動を起こしていく方が、より良いと思っています。
最近見えてきたのは、良い方が点在しているけれど、ひとつの活動としてかたちにする機会が少ない、ということです。
やりたいことや、いろんな魅力的な人が、自分の中で今まではバラバラでしたが、今年の出逢いを通して、ひとつにつなげてかたちにできるような気がしています。
来年は、ほかの街の方のお力も少し借りつつも、人と人をつなぎ、小さくてもかたちにしたいと考えています。

今年も厳しい一年でした、来年も、いろんな意味で厳しい一年になることは間違い無いと思います。
でも来年は、小さくてもかたちにすること、行動に出することを意識していきたいと考えています。
みなさま、来年も、どうかよろしくお願いいたします。


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