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2017-11-05

カメラ遍歴

昨春から、デジタル一眼レフカメラはフルサイズを利用しています。
普段は標準ズームレンズを付けていて、フルサイズにした最初は重すぎないものでしたが、先月良いレンズに変えたら当然の結果として重くなりました。
するとカメラの機動性が悪くなり、普段はもっと気軽に使うカメラが欲しいし、良い画質の画像ってそうそう使う機会が無いと思えるようになりました。
また、僕はデジタル一眼レフカメラを持つ前はコンパクトデジタルカメラだけを持っていて、その状態だと日常的にカメラを持ち歩いて記録でき、ブログ更新にも役立っていたことに気付きました。
ブログをあらためてちゃんと更新していこうと思っていたので、そのコンパクトデジタルカメラを持っていた状態が良かったので先日中古でコンパクトデジタルカメラを購入。
久しぶりにコンデジとデジタル一眼の2台体制に戻りました。
自分のなかで、カメラ環境が一回りして戻った気がしたので、この機会に自分のカメラ遍歴を振り返ってみようと思います。

以下に、カメラのカテゴリーごとに時代順でまとめてみます。

フィルム一眼レフカメラ
1999年頃〜 MINOLTA α-303si super
大学生の頃、自分の作品を撮影するために同期の大半が買いました。まだデジタルカメラが無い時代でした。

コンパクトデジタルカメラ
2001.10〜2004.11 MINOLTA DiMAGE E203
大学院1年の秋、始めて買ったコンパクトデジタルカメラ。でも、あまり使いませんでした。

2005.3 KONICA MINOLTA DiMAGE X50
始めての海外旅行で、上海に行くにあたって購入したカメラ。上海でボラレて大変だったわけですが、その大変だったあたりの時間帯の画像データが残ってない! おそらく、ADATA社製のSDカードとカメラの相性が悪かったのだと思います。それが悔しくて、帰国してすぐ売りました。

2005.4〜2007.2 KYOCERA CONTAX U4R
京セラが作っていたCONTAXブランドのコンパクトデジタルカメラで、今は無き回転レンズ式カメラ。コンパクトだしいろんなアングルで撮れ、使っていてとても楽しいカメラでした。こういうギミックのカメラ、また出ないかなぁ。

2007.3〜2008.10 CANON IXY DIGITAL 900IS
画素数が上がり、U4Rでは物足りなくなってきて買い替えた、僕が唯一所有したCANON製品。良い意味で無難で、案外気に入ってました。

2008.10〜2012.7 RICHO Caplio GX100
当時「暮らしの手帖」編集長に就任された松浦さんが、就任最初の号で立原道造のヒヤシンスハウスを紹介されていたので、ヒヤシンスハウスを見つつ、埼玉県立近代美術館でアーツ・アンド・クラフツ〈イギリス・アメリカ〉展も見た帰り、偶然良いなぁと思っていたこのカメラがEVF付きで質屋さんに安く売っていて思わず購入。その後IXY 900ISは売却。欲しくて買ったわりに、このカメラの絵作りが好きになれず、あまり使いませんでした。

2012.11〜2013.11 OLYMPUS XZ-1
デジタル一眼レフカメラの性能も上がっていてコンパクトデジカメの画像が非力に思い始めていたところ、銘レンズを積んだこのカメラが気になり、自分への誕生祝いと中古で購入・・・したわりに、このカメラも好きになれず売却。コンパクトにしては少し大柄で重く、このカメラで自分にはコンパクトカメラには重さとサイズ感が大事だと学びました。が、このカメラ以降、コンパクトデジカメは持たない状態が続きました。

2017.11〜 NIKON COOLPIX P330
PENTAXのMX-1と悩みましたが、コンパクトデジカメの画質は所詮コンパクトデジタルカメラで、大事なのは自分が常に持ち歩きたくなることが第一で、その条件を満たしたうえでより良い画質であることと考えました。手元に届いて、大きさ、厚み、重さ、ズーム倍率、レンズの明るさ、どれも自分の希望を満たすものと満足しています。

レンズ交換式カメラ
2005.11〜2007.6 OLYMPUS E-300
始めてのデジタル一眼レフカメラ。オリンパスのこの機種にしたのは単純に安かったから。Nikon、Canonが人気あったんでしょうね。でも、買ってみると安いわりに全然良い絵を出すし、空の青色を美しく描くコダック製CCDを積んだ機種で、買って良かったと後から後からじんわりきたカメラ。

2007.7〜2012.8 OLYMPUS E-410
E-410がレンズ交換式としては当時群を抜く小型ボディで、持ち歩きやすさを重視していたのでこれだ!と思って買い替えた機種。八戸に帰省する前に結構旅をしましたが、軽いし自分的には満足な絵を出すしで、記憶に残る良い機種でした。

2010.4〜2013.12 NIKON D90
当時念願だったMy First Nikon。さすがにE-410では物足りなくなってきたのと、帰省して移動手段が車になったので、少しくらい大きくても大丈夫だと思い購入。
D70、D70S、D80を経て完成度が高かった機種。売却するまで標準ズームレンズ一本で通したけれど、たくさんいい絵を撮れました。この頃から写真管理はAdobe Lightroomを使用し、Rawで撮り始めたように思います。

2013.11〜2015.10 FUJIFILM X-E1
これからは軽いミラーレスの時代だと思ったのと、レンジファインダーカメラタイプのデザインと独自のX-Trans CMOSセンサーが気になり、D90を売却して購入。
当時、富士フイルムはレンズ交換式カメラ参入直後で、AFが遅いのが不満だったのと、Rawで撮って後でカメラ内でフィルムシミュレーションをしていましたが、それが面倒だった以外は自分的には満足でしたが。が、D90の時より写真がダメになったと友人数人から言われたのは、この機種でした。このカメラを使っている時にVSCOを知り、無料のプリセットを配布している時に入手。魅力を知りました。

2015.10〜2016.2 NIKON D7100
軽いミラーレスにしたのにまた一眼レフに戻るのか、と思いながらニコンに出戻り。X-E1を売り、中古で購入。
この機種とフルサイズのD600ですご〜く悩んだけれど、D600がフルサイズのエントリーでAFエリアに不安を感じてこの機種に・・・したけれど、フルサイズへの夢をあきらめきれず、半年経たずに売却。いや、悪い機種じゃ全然なかったし、APS-Cは使いやすいと今でも思います。

2016.2〜2017.11 NIKON D600
初めてのフルサイズカメラ。フルサイズの素晴らしさを教えてもらいました。
買うにあたりAFエリアが不安だったけれど、持ってみたら全然これで十分。ダスト問題も、必要に応じてサービスセンターに対応してもらえば大丈夫。
このカメラにしてからレンズの出入りが激しく、標準ズームレンズはTamronの「SP AF28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO」を約2カ月使用して、Nikonの「AI AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IF」へ。そしてこの秋Tokinaの「AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX」へ。他社製ながら、念願の大三元のひとつ、F2.8通しの標準ズームレンズにたどり着きました。タムロンのは値段に対して十二分な写りだったし、ニコンのはほどほどの重さで持ち歩きやすいうえ、簡易マクロが案外使えて隠れた銘レンズだと思っています。
現像も、VSCOのプリセットをセールで購入し、Lightroomで使うようになりました。

2016.12〜2017.1 Panasonic DMC-GM1
ミラーレスのX-E1から一眼レフカメラのD7100にした時に、普段使いのコンパクトデジカメのつもりで中古購入。マイクロフォーサーズなのに、手のひらサイズの小ささがウリの機種。始めてのパナソニックだったけれど、色味が自分好みではなく早々に売却。また自分には、コンパクトカメラにはレンズ交換は必要ないと学びました。

2017.11〜 NIKON D750
現在使っているカメラ。2014年9月の発売で既に3年近く経っていますが、ついに現役モデルにたどり着きました。
D600でも十分な性能でしたが、D750の方が暗所AFに強いこと、高感度耐性の向上、チルト液晶の採用が自分にとってはずっと気掛かりで、精神衛生上良くないので、スマホを格安SIMにして月々の経費が浮いたことをきっかけに買い替えました。
仕事で必要に迫られ、年末にTOKINAの「AT-X 16-28 F2.8 PRO FX」を導入。いわゆるF2.8通しのズームレンズの大三元レンズのうち、標準と広角がTOKINAで揃いました。すると、自分でも驚くくらいカメラやレンズに対する願望が消えました。たぶん満たされました。難は、重くて長く使うと手首が痛くなることですが、でも、画質を落としたくないですし、これ以上も今は望みません。もちろん、85mmポートレイトレンズや100mmくらいのマクロも欲しいですが、それは追々余裕がある時で良いかなぁと思っています。




結局、デジタルのカメラは2001年以降15機種も使ってきたみたいです。
初期投資無しで買ったのはE-300とD90だけで、それ以外は全て前のカメラやレンズ資産含めて売却してきたし、ここD7100以降は中古でも良い個体もあるからと、中古ばかりになってきたなぁと確認。

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