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2014-02-01

SANAA展

久しぶりにただの日記をば。
今日、2月1日からスタートの、「十和田市現代美術館 開館5周年記念展 vol.3 妹島和世 + 西沢立衛 SANAA 展」に行ってきました。

本日は、西沢立衛さんのトークがあったので、聞いてきました。
彼らの建築の印象って、内と外の境界が曖昧で、各空間を回廊等でつなぎ、やんわりと誘導されてるのに全然嫌な気がしなくて、それがいつも不思議に感じます。
十和田の美術館もそうですし、以前金沢21世紀美術館に行った時も思いました。
今日のトークでは、「『閉じる』と『開く』両方をやる」、「建物を分割してスケール感を小さくする」「建物の配置やかたちによって、全体としてひとつのランドスケープや彫刻のようになる」というようなキーワードを聞いて、そういうのを目指されているのを感じました。
やんわり、でもそこには、ものすごい強烈なものがあるようにも感じます。

展示の方は、良くも悪くも建築系の展示だというのが今日の印象。
SANAAとして、妹島さんとして、西沢さんとしての、いろんなプロジェクトの模型や写真等が展示されています。
会場では、ほぼ「もの」だけで、入り口で解説の紙を渡されます。
解説を見て、展示物を見て、想像する。
見る側の想像する力も必要な展示だと思いました。
十和田市現代美術館を設計したご本人が、今回自身が企画展を行う側になり、それを楽しまれたようなこともおっしゃっていました。
今日はオープニングでゆっくり見れなかったので、展示空間と展示物の関係、意図を想像しながら、見てみたいと思います。

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