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2011-11-27

八戸第一魚市場

八戸第一魚市場
八戸に3つある魚市場で一番古い第一魚市場が、解体されることになりました。

全長400メートルの上屋は、改築工事を経て昭和41年に完成したもの。
三角の屋根が印象的な建物で、「一見、切妻屋根の連続のように見えますが、4本の柱で囲まれた正方形空間の中心を頂点として直交し二方向に勾配をとる鉄骨トラス梁で支えられています」(Ahaus No.3 P64)。

八戸は海から開けた街。
その漁業を、古くから支えてきた第一魚市場。
老朽化と震災での津波の被災の影響があるようで、確かに錆が目立ちました。
ただ、八戸のアイデンティティとも言うべき文化的価値のある建物を解体する、というのは、「多文化都市」をうたう八戸市としては、もう少し方法は無かったのか、例えば屋根2〜3つ分くらいの一部分だけでも残す、ということはできなかったのでしょうか。

八戸市は、これまでも古い建物をどんどん壊してきました。
今回の震災でも、第一魚市場のある鮫地区で、昔の社交場としても機能していた旧「旅館石田家」の建物なども解体されました。
鮫のアイデンティティとなる建物がいくつか解体されました。
隣接する蕪島周辺まで国立公園編入のでいろいろ計画があるようで、確かにこれらの建物が解体されることは、鮫のイメージを形成していたものがなくなります。
ある種の束縛のようなものから解き放たれ、自由に計画は立てられるのでしょうが、それでいいのでしょうか。
次世代のためにも、古い文化的価値のある建物を、客観的視点で価値ある建物を見いだし、保存するような方法をとっていくべきだと思いました。
第一魚市場の写真

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