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2009-03-15

弘前市_2

弘前市博物館 4
弘前公園の敷地南側にある、弘前市立博物館に行きました。


こちらと、その隣にある市民会館も前川國男の建築物。
博物館では、津軽の文化とともに、藩の歴史を展示しています。
「津軽」は、おもしろい。
つがる三味線、ねぷたの勇ましい絵、りんご、古い街並み、津軽塗り・・・。
津軽の文化は独特であり、力強い。
そんな国を作った藩主達の歴史。
展示はそれほど多くはないけれど、また行ってみたいと思う場所でした。
弘前市博物館 3
弘前市博物館 1
弘前市博物館 2
市民会館も入ってみたかったのですが、行った日は、そういう雰囲気ではありませんでした。
残念。
弘前市市民会館 1
弘前市市民会館 2


禅林街 1
その後、弘前公園の南西側にある禅林街に行ってみました。
曹洞宗のお寺が道路沿いにずらりと並んでいます。
こういう通りは、珍しいと思います。
なかには、六角形のお堂もありました。
禅林街 2 さざえ堂
禅林街 3
禅林街 4


弘前こぎん研究所 1
弘前こぎん研究所も初めて見ました。
写真を見てこぢんまりした建物だと思っていましたが、本当にそうだと感じました。
前川國男の名で初めて建てた建築物。
70年以上経った今も、新鮮に感じました。
弘前こぎん研究所 2


弘前cafe 2
お昼は、yupanquiに行ってみました。
五重塔で有名な最勝院のそば、寺沢川のふとりに建つ一軒家にお店はあります。
こちらのサイトに詳しい情報がありました。)
前も飲食のお店が入っていて、内装をそのまま使っているという店内は、隠れ家的なお店。
石油ストーブの「シューッ」という音と、料理を作る時の包丁やお皿の音が時々聞こえるだけ。
窓の位置が絶妙で、何でもない街の景色も、これほど美しく切り取っているのは初めてだと感じました。
心安らぐやさしいお店。弘前に行った時は、また寄りたいと思います。
弘前cafe 1


弘前レストラン
お店を後にして、北上しました。
途中、ダ・サスィーノを探してみました。
いつか、いつの日か、ディナーに行ってみたいです。


弘前のお店
ずっと行ってみたかったお店、ステーブルズさんに行ってみました。
こちらでも、いろいろお話しをさせていただきました。
それで思いました。
こちらに限らず素敵なお店は、お店の方の生活者としての視点が鋭いように思うのです。
デザインは学校で学ぶものではなくて、生活のなかから学ぶものだと思います。
生活者の視点で、無ければ商品を企画したり、既存のものでも、小さなところでも満足がいかないところがあれば、生産者に改善案を提案し、ともにつくっていく。
そういうお店の人の想い、努力があるからこそ、お店は魅力的で、扱う商品ひとつひとつも魅力的。
最近、全国のローカル誌を集めるのにはまっています。
装丁がきれいなものもありますが、なかには文字組がくずれていて、デザイナーが作ったと思えないものも結構あります。
でも、そんなことも気にならないほど魅力的だし、内容が「私」の視点で作られていると感じます。
想いは、共通するように思いました。
ちなみに、お店がある建物は登録有形文化財の建物。
どうりで。お店の趣もあるわけです。
3月28日・29日、弘前市、秋田市、盛岡市のお店が、岩手県滝沢村に集まるそうです。
小さく静かな素敵な出逢い。北国で、何かが始まっています。


弘前市役所
弘前公園南側にある弘前市役所。こちらも前川建築。
旧弘前市立図書館
旧弘前市立図書館は、何度見ても印象に残ります。


中三
弘前中三は毛綱毅曠の設計。
何度見ても印象に残ります。
弘前のお店
ブナコのお店も始めて寄ってみました。
東京で見るブナコと弘前で見るブナコ。
同じものを見てるのに、違う印象を受けました。
弘前市立病院
弘前市立病院も前川建築。


久しぶりの弘前市は、新鮮な目で見ることができました。
まだまだ行ってみたいお店や場所があり、魅力に溢れる文化都市だと思いました。
青森県では、青森市、弘前市、八戸市の三市が比較的大きな都市。
それぞれカラーが違っておもしろいです。
ほかにも、下北半島もあれば、十和田市、五所川原、黒石、十和田湖、白神山地と、十分に情報が発信されていないだけで、価値はたくさんある県だと再認識しました。

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