海を見に

海を見に行ってきました。
場所は、横須賀。

海を見にと言いつつも、何かデザインに関わるものを一つでも見ないと気が済まなくなっているようでして、今回は、つい先日の4月28日にオープンした横須賀美術館に行ってきました。
市川から電車に揺られること1時間半。
JR横須賀駅からバスで30分強（400円)。
けっこうかかりました。
さて、この美術館、設計は山本理顕氏によるもの。
環境にとけ合うようにと、建物を半分地下に埋めているそうです。
実際行ってみると、なんとまぁ立地が良いこと。
後ろは山で、前は道路を挟んで海ですよ。

ほら、こんな感じ。
今日は天気も良くて、建物の白と、空の水色、芝生の緑のコンビネーションががすごく良いこと。
贅沢です。

建物の印象ですが、そんな大きくない美術館ながら、なかなか楽しいんですよ。
建物と観覧者と展示物が解け合った美術館と申しましょうか。
この建物、○がアクセントのようでして、天井やら壁に丸く穴が開いて、そこから採光してあったり、他の展示室が見えたりします。
また、建物入ってすぐに橋を渡るんですが、その両側は吹き抜けで、地下の展示物が見えます。
これは、地下の展示を見ている人からは結構不思議かもしれません。
ある場所で、上を人が渡っていくわけです。
ある種、迷路的に感じる建築計画なのかもしれません。
サイン計画も、明日から銀座のgggで展覧会が始まる廣村正彰さん。
地域の人や旅行者に愛される美術館になって欲しいですね。


そうそう、ここのミュージアムショップのメモ帳、かなり良いです。
126円なのに、表紙のカラーバリエーションもたくさんあるし、紙はグリッドが印刷されてます。（写真がきたなくてごめんなさい。でも、いいんですよ。）

美術館の前の道路を渡るとこんな感じ。良いです。
海は良いです。
この立地、ずるいです。


美術館を見た後は海岸沿いを歩いて、走水神社バス停留所前の味美食堂でおっきな穴子ののった穴子天丼を食べて、バスでまたJR横須賀駅まで戻りました。
そしたら、駅前にある海上自衛隊基地が今日は一般開放日だったようなので、行ってみました。



潜水艦まであったんですが、予約制だったので入れませんでした。
残念。

その後は、鎌倉駅まで行って、小町通りでチョココロッケをまた食べました。
やっぱりうまい。

で、ひたすら歩きました。
由比ヶ浜大通りを歩いて長谷まで来て、そこから由比ヶ浜海岸沿い。
稲村ヶ崎、七里ヶ浜まで海を見ながら歩きました。
江ノ電もPASMO対応になってました。
時間から換算して、たぶん鎌倉駅〜七里ヶ浜駅間は、渋谷駅〜東京駅くらいの距離があると思います。
今日一日で、結構日に焼けました。