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2006-03-28

最近行ったイベント

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「ル・コルビジェのインド」北田英治写真展
ミース・ファン・デル・ローエ生誕120年展:モダニズムの原点
世界で最も美しい本 1991-2005


「ル・コルビジェのインド」北田英治写真展
東陽町にある、竹中工務店東京本社内のGallery A4で4月14日まで開催中のイベントです。彰国社から去年出版された、この本のカメラマンの写真展です。
インドで建てたコルビュジエの建物の写真よりも、その建物がある街の風景や雰囲気が感じられる写真がほとんどです。その写真パネルを貼っているボードには、インドの新聞がみっちり貼ってあり、そっちの方が僕は興味がありました。まだ見ぬ異国の地の、エネルギーにあふれる新聞の紙面。すごい好きです。日々の生活に、程良いスパイスを与えてくれました。
会場では、簡単なパンフレットも配られていて、予想以上に楽しめました。
結構いいですよ。
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ミース・ファン・デル・ローエ生誕120年展:モダニズムの原点
今回の展覧会では、ミース自身の建築手段が確立するまでの時代と、建築手段が確立してからを、簡潔にまとめて展示しています。
ミースについて、要点をおさえたわかりやすい内容で、入門者の私にはちょうどよかったです。
「less is more」についても、もう少し言及して欲しかったのが残念。
世界で最も美しい本 1991-2005
飯田橋にある凸版印刷本社併設の印刷博物館で行われています。
ドイツで毎年開催される「世界で最も美しい本コンクール」の1991年から2005年までの受賞書籍約200点を紹介する世界巡回展。
基準がわかりませんし、先進国のものが多いように見られるのが少し残念な気もしますが、しかし世界中から選ばれたものだけあり、一つ一つはとてもすばらしいです。
印刷技術よりも、レイアウトや全体構成、製本方法、紙質のような部分で、味わいのあるものばかりでした。
上質な紙を使っているからだと思いますが、2ページ分を片面印刷で真ん中から折り、紐で結って閉じているものが結構見受けられました。
こうやって見ると、本も深いです。ストーリーも大事です。
地下で常設展も見ましたが、長い歴史を見ると、パソコンを使って制作している現代が、本当に最近のことなのだと思いました。

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