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2006-01-14

1月14日のデザイン展巡り

rikitautkamekura


東京国立近代美術館で行われている渡辺力さんの展覧会と、竹橋のMETROCSで行われているブルーノ タウト 工芸・デザイン展、銀座グラフィックギャラリーで行われている亀倉雄策さんの展覧会に行ってきました。
渡辺力さんの展覧会は、力さん個人としては初めての展覧会ということで大きなものを想像していたのですが、実際は展示ホール1つぶんという、少々こじんまりしたものでした。
展示されているものも、製品化されたものの実物と写真が中心で、できあがるまでのスケッチやプロトタイプ、インスピレーションを受けたものとか、広がりを感じさせるものが全くなかったのが残念でした。
もしかしたら、力さん本人がそういうものを希望したという可能性もありますが、もう少し展覧会に深みがほしかったという感が否めません。
ただ、こうやって一同に介して見ると、力さんが90歳を過ぎても未だ現役デザイナーなのだと実感しました。
タカノレムナスから発売されているRiki Clockは、デザインされたのが2003年ですからね。
そんなに新しかったんだと驚いたとともに、その時は力さん何歳?と、思わず考えてしまいました。
また、本人の意志で復刻の予定のない有名なヒモイスも展示されていましたし、段ボールで組み立てるリキスツールも解体して展示してあり、そういうのを見れたのはすごく良かったです。
自分も一応千葉大出身ですから、力さんは学科の偉大なる大大大先輩ですね。
ブルーノ・タウト展、行ってみたら、渡辺力さんいらっしゃいました。
今日の午後、ブルーノ・タウト展の方の展覧会を記念して、会場でトークショーが行われる予定でしたが、それの講演者だったからです。
僕は今日は無理だと思っていたので、トークショーの申し込みはしておらず聞けませんでしたが、展覧会を見る渡辺力さんを見ることはできました。
やっぱりおじいちゃんですが、紳士でした。
グレーのカジュアルスーツ。
ポケットに手を入れてらっしゃいました。
僕も90過ぎてもそうありたいものです。
ちなみに、現在店頭に並んでいる「CONFORT」に特別企画として力さんのコーナーがあります。
そのページ、まだじっくり読んでませんが、写真とページのデザインがものすごく良いです。
詩のようで美しく、凛としていて・・・あぁいうページを私も作ってみたい、そう思い、ため息がでました。
特に特集最初の力さんの写真とページのデザイン、あそこだけでも永久保存する価値があります。
ちなみに、展覧会自体はあんまり消化できませんでした。
亀倉雄策さんは’64年の東京オリンピックポスターとか、NTTや前のNikonとかのロゴマークで有名です。
ギャラリー1階は60〜70年代のものが中心で、近くで見ると手の痕跡が残っていて、マスキングとか特別うまいわけでもないな、って思ってしまいました。
そういうテクニックよりも、構成や色彩、レイアウトなどがすごいわけで、デザイナーはそういうところに一番力を入れなきゃなと、基本を思い出しました。
亀倉さんの特徴って、力強さみたいな明確な表現方法みたいなものなのかなと感じました。
今度は、日本科学未来館でやってるサイエンス+フィクション展行ってみたいですね。
なんせ世界を巡回している展覧会ですから。

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